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研究内容

4)2光子光電子分光

ナノメートルのスケールで制御された表面は、一般的な結晶とは異なる電子状態を持ちます。その状態を利用した新たな物性によって新しい機能材料や素子を作り出す事が期待されます。新たな構造が自発的にできる機構を探索し、その構造の電子状態の解明を目指します。そのため、超短パルスレーザーと光電子放出検出器を組み合わせた2光子光電子分光を行います。これにより、物質の基底状態だけではなく励起状態の詳細が明らかにできます。2光子光電子分光により、強相関物質の電子状態や表面に吸着した分子のバルクとは異なる特異な電子状態を明らかにします。

(関連論文)

  • T. Satake, K. Shudo and J. Takeda, "Spectroscopy of Electronic State of TTTA on Si(001) Surface Using 2PPES and UPS", 6th International Symposium on Surface Science (ISSS6), 13PN-26 (Funabori, Tokyo, Japan, 11-15/Dec/2008).

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